霊園選びというのは経済的な負担を考える

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霊園選びというのは経済的な負担を考えるブログ:140927


今日から学校のプールが始まる!

「いってきます」の声を玄関に残したまま
女の子は駆け出していった。

重いランドセルを背負いながらも踊るように出かけた女の子は
よほどプールを楽しみにしていたのだろう。

しかし帰って来たときの
「ただいま」は蚊の鳴くような声だった。

どうしたのか聞くと、どうやら着替えの時、
両方のお尻の中央にあるえくぼのようなくぼみを
友人に笑われたらしい。

親からの遺伝子は変なところまで類似を作る。
何を隠そう、ボクのお尻にもそのえくぼがある。

ボク自身はそのえくぼを気にしたこともなかったのだが、
女の子は今にも泣き出しそうな様子だった。

「ママとおそろいよ」となだめすかしたが…

「他は全部ママと同じがいい。だけどおしりだけはいや!」と強情だ。

その話は女の子は納得しないままだったが、
数日経って、ボクのほうはすっかり忘れてしまった。

そのまま夏休みに入り、
ボクは女の子を連れて実家に泊まりに行った。

あの厳格な親父が孫の顔を見ると
顔中をしわくちゃにして喜ぶ。

女の子は「おじいちゃんとお風呂に入る」と
風呂場へ駆け出した。
しばらくすると、風呂場から二人の大きな笑い声が聞こえてきた。

のぞいてみると、二人は泡だらけで互いのお尻を見比べている。
「ママ、おじいちゃんにもあった、あったよ!」

なんと、生まれて初めて見た親父のお尻に
えくぼが二つ行儀よくならんでいるではないか!

女の子は
「おじいちゃんとママとわたしが繋がってる証拠なんだね」と言いながら、
嬉しそうに父のお尻のえくぼを触っていた。

女の子の発見で三人で大笑いするとともに、
ボクは確かにこの年老いた親父の女の子だったんだと、
なんだか少しジーンとしてしまった。
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